退職後の手続き

退職前にはカード作成や病院、引っ越し。退職後にもやることがあるのかと思われる気持ちもわかります。しかし、退職後の手続きはどれも欠かせないものばかりですので、早めに終わらせてしましましょう。

退職後にやることリスト

失業保険の手続き

退職後、すぐに再就職しない場合は失業保険の申請をしましょう。

失業保険の基本的な条件は下記です

  1. 離職前2年間で雇用保険に12か月以上加入している
  2. 再就職の意思がある
  3. ハローワークに登録し就職活動を行っている

失業保険は、手続きが遅くなるとその分受給が始まるのも遅くなるので、離職票が会社から届いたらすぐ申請すると良いでしょう。

健康保険の切り替え

今まで使用していた保険証は当然退職日までしか使えません。最後に有給休暇を使用してから退職する場合は最終出勤時は保険証以外のものを返却し、保険証は退職日当日まで使用可能です。退職日を過ぎてからはすみやかに会社の該当部署宛てにお返ししましょう。

新しい健康保険の加入方法は下記です

  1. 前職の健康保険を任意継続
  2. 国民健康保険への切り替え
  3. 家族の扶養に入る

\それぞれの詳しい切り替え方法はこちらの記事で紹介しています/

年金の変更手続き

健康保険の変更手続きと一緒に行いたいのが、年金のお手続き。厚生年金から国民年金に切り替える場合は、退職後14日以内に住んでいる地域の役場・役所で手続きが必要です。

健康保険と同様に配偶者の扶養に入れば、第3号被保険者に切り替えることが可能です。その場合は、配偶者の勤務先にすみやかに申告しましょう。

また、収入が極端に減り、生活が苦しい場合等は免除申請を行うことも可能です。

\詳しい申請方法等はこちら/

確定申告

年内に再就職をしない場合は確定申告が必要になります。

正社員では年末調整で行っていた所得の申請を、自分でしなければいけないということです。

確定申告は現在オンライン上で簡単に出来るよう変わってきていますが、自身でやるのが面倒という方はなるべく年内に再就職しておきましょう。

まとめ

退職してから、少しゆっくりしたいと考える方も多いかと思います。しかし、退職後14日以内等期限付きの手続きもあるため、まず手続きを済ませてからゆっくりされることをおすすめします。

また、自己都合退職の失業保険支給はハローワークにて申請後現在2か月間の受給停止期間があるため、この点でもまず手続きを済ませてからゆっくりされると良いでしょう。

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